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トナミHD2Q、貨物輸送量の増加で3年ぶり増収増益

2021年11月12日 (金)

(出所:トナミ運輸)

財務・人事トナミホールディングス(HD)が12日発表した2022年3月期第2四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比2.6%増の657億7400万円、営業利益が同49.7%増の36億1600万円、経常利益が同42.5%増の38億8500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同62.6%増の26億8900万円で、第2四半期累計では3年ぶりの増収増益だった。

物流関連事業は、営業収益が前年同期比6.0%増の622億1400万円、営業利益が同49.0%増の32億6100万円で増収増益だった。中核事業会社であるトナミ運輸で事業部門再編を行い、事業部門間の営業・業務上の連携を強化。多様化する荷主企業の物流ニーズに沿う統合的なロジスティクスサービス提供でさらなるの充実を図るなど、新規顧客拡販・既存顧客深耕による事業収益の拡大に努めた。ことし4月30日付で高岡通運を新たにグループ連結子会社化するなど、物流事業基盤の強化を推進したことが奏功した。