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日本郵船、性的少数者への取り組みでブロンズ受賞

2021年11月15日 (月)

(出所:日本郵船)

認証・表彰日本郵船は12日、職場におけるLGBTQなどセクシュアルマイノリティ(性的少数者)への取り組みの評価指標「PRIDE(プライド)指標」の表彰制度「PRIDE指標2021」で「ブロンズ」を受賞したと発表した。日本郵船がPRIDE指標2021の表彰を受けるのは初めて。

PRIDE指標は、セクシュアルマイノリティが働きやすい職場づくりを日本で実現することを目的として、任意団体「work with Pride」(ワーク・ウィズ・プライド)が2016年に策定。今回で6回目を迎えるPRIDE指標2021は、「Policy」(ポリシー、行動宣言)▽「Representation」(リプレゼンテーション、当事者コミュニティ)▽「Inspiration」(インスピレーション、啓発活動)▽「Development」(デベロップメント、人事制度・プログラム)▽「Engagement/Empowerment」(エンゲージメント/エンパワーメント、社会貢献・渉外活動)――の5つの指標の総合点に応じて評価・表彰される。

日本郵船は、グループ企業理念とグループ企業行動憲章を具体化し、役員および従業員が守るべき正しい行動の指針である行動規準を制定。「人権、多様な文化の尊重」を掲げ、「人権を尊重し、人種、信条、宗教、性別、性的指向・性自認、国籍、年齢、出身、心身の障害、病気等の事由いかんを問わず差別をしません」と定める。その一環として2019年にはLGBT相談窓口を設置。セクシュアルマイノリティやその関係者が、職場で働くにあたっての悩みや困りごとを相談できる体制を整えた。社員向けeラーニングでも受講者の意識啓発を行うとともに、12月の人権週間では人権に関する多様なトピックをテーマに啓発を行っており、今回の表彰ではこうした取り組みが評価された。

日本郵船は今回の受賞を契機として、多様なバックグラウンドを持つ社員がグローバルなフィールドで人間力を発揮しながら、協働して安心して働ける職場環境の充実に取り組む。