澁澤倉庫、グループサステナビリティ基本方針策定

環境・CSR澁澤倉庫は22日、グループのサステナビリティ推進基本方針を策定したと発表した。6項目の重要課題を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進する契機とする。

（クリックで拡大、出所：澁澤倉庫）

澁澤倉庫グループは、2030年を見据えた長期ビジョン「Shibusawa（シブサワ）2030 ビジョン」に、事業の競争力強化とサービス領域の拡大、持続的な企業価値向上のためのESG経営の確立を盛り込んでいる。

今回のサステナビリティ推進基本方針の策定は、ESG経営の確立に向けた取り組みの強化と、グループミッション「物流を越えた、新たな価値創造により、持続可能で豊かな社会の実現を支えること」の実現が目的だ。地球温暖化の防止▽循環経済への転換▽安全・安心の実現▽イノベーションの活用▽人権の尊重▽共存共栄の追求――の6項目を重要課題と位置付けた。

澁澤倉庫は、今回のサステナビリティ推進基本方針の策定を契機として、グループだけでなく社会にとっても持続可能な成長につながる重要課題を事業活動を通じて解決することにより、企業価値向上に努める姿勢を明確化する。