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草刈機のオーレック、関東物流倉庫増床で納期短縮

2021年11月26日 (金)

(出所:オーレック)

拠点・施設自走式草刈機メーカーのオーレック(福岡県広川町)は26日、「オーレック関東物流倉庫」(埼玉県久喜市)を増床したと発表した。延床面積を3倍に広げることで、東日本エリアにおける顧客への製品納期の短縮や物流業務の効率化を図る。

オーレックは、2011年に関東物流倉庫を設立。受注する製品ラインアップの拡大に対応できる物流機能を実現するため、今回の増床の踏み切った。

オーレックはこれまで、関東物流倉庫を部品在庫の保管拠点と位置付け、主力製品は福岡県の本社から東日本エリアに直接配送する体制を敷いており、納期の短縮が課題となっていた。今回の増床により、主力製品の収容率が6倍に増加することで、東日本エリアへの配送を北海道を除き従来の2日後から翌日に縮められるという。

機能面では、雨水貯留浸透施設を整備することで降雨時の表面流出量を抑制し、水害の防止につなげた。大雨時には雨水が短時間に集中して下水道や河川へ流出することなく未然に浸水被害を防ぐ。また屋上を緑化することで屋根の表面温度を抑えるとともに、ヒートアイランド現象や大気汚染の緩和などの環境改善に貢献する。

■関東物流倉庫の概要
所在地:埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲6004-1
敷地面積:4311平方メートル
延床面積:1875平方メートル
構造:鉄骨造、地上2階建て