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ドライバー日報統計作成サービスで業務効率化支援

2021年11月29日 (月)

サービス・商品位置情報アプリケーション開発のオンラインコンサルタント(横浜市西区)は26日、配送業向けクラウドシステム「ODIN(オーディーン)リアルタイム配送システム」の新機能として、毎月のドライバーの作業時間や待機時間がひと目でわかる新機能「ドライバー日報統計画面」を追加したと発表した。業務コスト削減や効率化、最適配送体制の構築を支援する。

今回の新機能の追加により、ドライバーの今月の作業時間や待機時間をまとめてスマートフォンのGPS(全地球測位システム)で記録。ドライバーが都度操作を行わなくても自動でステータスを切り替える仕様としており、配送先の到着時と出発時に自動で作業状況が切り替わることで、作業や待機にかかった時間を取得できる仕組み。

▲日報統計画面(クリックで拡大、出所:オンラインコンサルタント)

日報統計の画面では、当月の記録があるドライバーをリスト化して、毎月の統計データとして作業状況ごとの計測時間を表示。作業時間を可視化できることで、どのドライバーのどの作業に改善余地があるかを把握できるのが特徴だ。記録を取得した全ドライバーがリスト化されるので、ドライバーごとの業務負荷の違いを把握するとともに、ドライバーへの業務振り分けを判断する材料とすることができる。

業務におけるKPI(組織の目標を達成するための重要な業績評価の指標)設定に役立てることで、作業の効率化やコスト削減につなげる取り組みとして活用できるほか、荷主を含めた労働時間の削減や継続的な取引に向けた調整にもつなげられる。