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日通、モーダルシフト優良事業者として2部門表彰

2021年11月29日 (月)

▲表彰式の様子(出所:日本通運)

環境・CSR日本通運は29日、日本物流団体連合会(物流連)の「第8回モーダルシフト取り組み優良事業者表彰」の実行部門と有効活用部門の2部門で「優良事業者賞」を受賞したと発表した。

実行部門については、モーダルシフトに向けた全社的な取り組みで、幹線区間における貨物総輸送量のうち鉄道・海運の利用比率が40%超を達成したことが表彰対象となった。

有効活用部門では、愛知県から岩手県へのウレタン製品・ゴム製品の輸送について、トラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトを実現した取り組みが評価された。従来、長距離トラックで輸送していた顧客企業3社に鉄道輸送への転換を提案。共同輸送を実施したことでCO2排出量を削減したほか、ドライバー運転時間の年間1500時間の削減を達成した。さらに、このモーダルシフトの取り組みにより生じた貨物列車の空きスペースに他の貨物を積載することで、物流の効率化にもつなげた。

日本通運は今回の受賞を契機として、今後も物流において環境負荷の軽減を進めるとともに省資源・循環型社会を構築することで、持続可能な社会の実現に積極的に取り組む。