パナソニック、配達専用スーパーに冷凍冷蔵機納入

▲プレハブ冷凍・冷蔵庫のイメージ（出所：パナソニック）

荷主パナソニック産機システムズ（東京都墨田区）は2日、Wolt Market Japan（ウォルト・マーケット・ジャパン、東京都渋谷区）が全国に先駆けて2日にオープンした配達専用スーパー「Wolt Market」の「札幌ノルテプラザ店」（札幌市北区）と「札幌白石店」（札幌市白石区）に冷凍・冷蔵設備を納入したと発表した。

Wolt Marketは、クイックコマースに対応した「ダークストア」と呼ばれる配達専用のスーパーマーケット。Wolt Market Japanの関連会社であるWolt Japan（東京都渋谷区）が運営するフードデリバリーサービス「Wolt」のアプリケーションやウェブサイトなどのプラットフォームや配達ネットワークを活用し、注文から30分程度で食料品や日用品を即時配達する。スーパーマーケットに似た店内構成や品揃えになっていることから、商品の冷却保管用としてパナソニック産機システムズ製のプレハブ冷凍・冷蔵庫などが採用された。

新型コロナウイルス禍における購買行動が実店舗からオンラインに移行し、欧米において多くの企業が参入し市場が急拡大しているダークストア事業は、国内の小売業界においても注目が広がっており、パナソニック産機システムズとしても初めての納入事例となる。

パナソニック産機システムズは、冷凍・冷蔵設備をメインとする様々な業務用設備やサービスの提供を通じて、きめ細かく課題に対応しながら、事業の立ち上げにも貢献していく。