郵便自動化システム市場、27年までに14億ドルに

（イメージ）

調査・データREPORT OCEAN（レポートオーシャン）が発行した新たなレポートによると、世界の郵便自動化システム市場は2021年から27年までに7％以上成長し、市場規模は14億米ドル（1590億円）に達する見込みだ。

郵便自動化システムは住所を素早く読み取り、処理することができるレターハンドリングシステム、小包仕分けシステム、自動読取符号化システム、郵便物仕分けシステムなどで構成される。

これらの市場成長はECの拡大が背景にあり、ショッピファイによると、19年のデジタル顧客数は19.2億人、EC売上高は世界の小売売上高の13.7％を占めるまでに広がっているとみられている。課題は初期投資や維持費の高さで、これらが一時的に市場の成長を妨げる可能性もあるという。