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ロジクエスト、3回目ワクチンに備えた輸送モデル

2021年12月17日 (金)

メディカルロジクエスト(東京都千代田区)は17日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種がはじまるのに備え、「新たな輸送モデルを構築する」と発表した。

(出所:ロジクエスト)

同社はこれまでも29の自治体で新型コロナウイルスワクチンの輸送に携わってきたが、政府が3回目の接種を行う必要があるとの見解を示したことを受け、懸念される課題を整理。

3回目の接種は、交互接種や住民票を置く場所以外での接種、最初から職域接種が想定されているなど、これまでの接種と異なり自治体での接種回数が予想しにくくなる可能性がある。

そこで、従来は自治体職員が担当していた連携・サテライト型接種施設への追加輸送、自治体間のワクチン融通が予想されるとして、定型のサービス利用では難しい輸送業務のアウトソーシングを可能にして自治体ごとに異なる要望に柔軟に対応できるようにする。

また、温度帯管理で厚生労働省の指定要件をクリアする資材を準備し、アイスバッテリーを用いた温度帯管理輸送を行う。輸送業務は専属ドライバーが担当し、輸送品質の安定化を図る。

■従来の輸送モデル(出所:ロジクエスト)

■3回目の接種で予想される輸送モデル(出所:ロジクエスト)