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日通総研、倉庫作業データサービスでAPI連携開始

2021年12月23日 (木)

サービス・商品日通総合研究所(東京都千代田区)は22日、倉庫内における作業時間のデータ化や分析が簡単にできるサービス「ろじたん」に、API連携を可能にする「ろじたんAPI」サービスを追加し、提供を開始したと発表した。

WMS(倉庫管理システム)やKPI管理システム、シフト管理システムなど、ろじたんユーザーの各種システムと、ろじたんウェブサーバーに蓄積されたスタッフ情報や計測データ、勤怠データ、作業状況照会などの各種データについて、ろじたんAPIで自動連携することが可能になる。

それにより、取得データのCSVダウンロードやデータ編集作業の手間をなくし、希望に沿った形の情報を、最新のデータとして利用できるのが特徴だ。APIを使ってデータを自動連携することで、ムダな時間と労力を省き、ユーザー顧客のデジタル化・DX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進に貢献する。

(イメージ)

スタッフ情報については、人事システムや勤怠管理システムと、ろじたんのスタッフ情報の自動連携により、スタッフ情報の一元管理が可能だ。作業時間などの計測データについては、ろじたんの作業時間のデータを取得し、生産管理・物流管理などの基幹システムやKPI管理システムなどのデータと自動連携することにより、原価・コスト管理や生産性を自動で計算する。

勤怠データは、ろじたんの勤怠データと給与システムを連携することで、給与システムへのデータ入力作業を削減できるほか、派遣会社の請求明細と突合チェックを行うためのデータを自動取得できる。作業状況照会については、ろじたんデータから現場ごとの延べ作業時間や人員数を自動取得することで、WMS内に当日の生産性や締切時刻に対する作業進捗を把握する機能を構築できる。