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souco、トランコム・凸版ら4者から4億円調達

2021年12月24日 (金)

M&A物流スタートアップ企業のsouco(ソウコ、東京都千代田区)はこのほど、第三者割当増資を実施し、キャナルベンチャーズ、凸版印刷、トランコム、マーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合の4者から総額4億円の資金調達を完了したと発表した。ソウコは今回調達した資金を元手に、さらなるサービスの強化・拡充につなげる。

ソウコは、倉庫の空きスペースを抱える企業と、季節波動などによりスペースを必要とする企業の情報を集約し、マッチングするプラットフォーム「souco」(ソウコ)を運営するスタートアップ企業。2019年6月に正式にサービスの提供を開始した。当時の利用登録者数は400社だったが、21年12月時点では2000社まで増加した。

トランコム・取締役専務執行役員の上林亮氏は、今回の出資について、「ソウコ社が展開するマッチングプラットフォームと当社の求貨求車サービスを連携させることで、保管、輸送、配送の一気通貫のサービスを実現し、日本の物流の課題解決に一緒になって取り組んでいく」とコメント。凸版印刷・事業開発本部戦略投資センター長の朝田大氏は、「物流・倉庫領域に革新をもたらしうるsouco社のサービス内容、事業成長スピードやそれを実現させる経営力・組織力などを総合的に評価し、出資した」と意義を強調した。

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