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三菱地所が船橋の物流施設を完成、日通が全棟賃借

2021年12月24日 (金)

▲「ロジクロス船橋」の外観(出所:三菱地所)

拠点・施設三菱地所とENEOS不動産(横浜市中区)は24日、マルチテナント型物流施設「ロジクロス船橋」(千葉県船橋市)の建築工事が完了したと発表した。日本通運が全フロアを賃借し、輸配送拠点とする。

京葉道路や東関東自動車道、国道357号など幹線道路を経由した首都圏各地へのアクセス性の高さが特徴。首都圏の配送ベースとして優れた立地であるうえ、東北や信越など広域輸送の拠点としても活用できる。さらに、東京港や東京国際(羽田)空港、成田空港への移動も容易で、輸出入貨物の取り扱いにも対応しやすい。

機能面では、1平方メートルあたりの床荷重1.5トン、梁下有効高5.5メートルを確保するとともに、柱間の長さを11.0メートル×11.0メートルと余裕を持たせることで、より自由度の高いレイアウト性を備える。垂直搬送機の増設エリアをあらかじめ設けているほか、倉庫に面した十分な広さの設備用バルコニーを実装するなど、入居テナントの拡張性を確保した仕様としている。

トラックバースエリアは、荷受室やサテライト事務室、ドライバー用休憩室など多様な利用が可能な多目的室を実装するなど、就労環境にも配慮した構成としているのも強みだ。

■ロジクロス船橋の概要
所在地:千葉県船橋市南海神1-8-1
敷地面積:1万1700平方メートル
延床面積:2万3700平方メートル
構造:S造、地上4階建て
着工:2020年10月17日
交通:京葉道路「船橋インターチェンジ(IC)」0.5キロ、東関東自動車道「湾岸市川IC」1.8キロ、京成本線「海神駅」徒歩17分、JR京葉線「二俣新町駅」徒歩20分