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サッポログループ物流など6社、グリーン物流で表彰

2022年1月4日 (火)

認証・表彰サッポログループのサッポログループ物流は、鈴与、中部抵抗器、MizkanLogitec、三菱電機ロジスティクス、プラスチックメーカーと荷主5社で、令和3年度のグリーン物流パートナーシップ会議(国土交通省、経済産業省など主催)で国土交通省公共交通・物流政策審議官表彰を受賞したと発表した。二酸化炭素排出量削減と運転手の労働環境改善に向け、業界の垣根を超えた中継型による共同連携輸送が、環境負荷低減と生産性の向上に寄与したとして評価された。

▲表彰式の様子(出所:サッポロホールディングス)

取り組みでは、鈴与の荷台と車体の切り離しが可能なスワップボディ車を活用。荷主5社の貨物を静岡県静岡市と愛知県小牧市の2拠点間で輸送した。長距離輸送ではなく中継輸送を行ったことで、二酸化炭素排出量は年間158.2トン(37%)、車両台数は年間500台(40%)をいずれも削減した。実車率も93.6%と高い運行効率を達成した。

鈴与が構築した配送進捗管理システムやサッポログループの生産計画見直しシステムなども効果的に取り入れ、運転手の作業時間や待機時間の削減にもつながり、環境負荷の低減とともに労働環境の改善を実現した。

▲共同連携輸送実施後のフロー(出所:サッポロホールディングス)