
国内本州の南の海上を通過する低気圧の影響で6日、昼ごろから、関東南部や東海など広い範囲で雪が降りはじめた。
東京の都心でも、初めぱらぱらと舞っていた小雪が次第に強くなり、空が灰色の雪雲で分厚く覆われ、昼とは思えない暗さに。降りはじめから1時間ほどたった午後2時前には、路面はうっすら白くなっていくと同時に、霧がかったような白さで視界が悪くなっていった。

▲デリバリーフードサービスのリュックにはうっすらと雪が積もった

▲雪の日の引越作業は大変そう
西新宿の幹線道路では、午後2時現在で、ほとんどのトラックがライトをつけ、ワイパーを回し、速度を落として走行していた。屋根やカバーには、うっすらと白い雪が積もってきた。
信号待ちの際には、曇ったフロントガラスをタオルでささっとふく光景が見られた。

▲中央分離帯に植えられた木の葉も白く

▲トラックの幌も雪化粧

▲路面にも雪が

▲次第に雪が多くなっていった
路肩に駐車して昼ごはんを食べたり、足を投げ出して昼寝をしているドライバーは、環境への配慮でエアコンをかけて駐車ができないのだろうか、エンジンを止めていて、なんだか寒そうだった。
荷降ろしや荷運びをしていたドライバーは、通行人のほとんどが傘をさすなか、雪で体が濡れないよう身をかがめながら、素早くピッキングしたり、取引先への荷物を台車で小走りに運んでいた。

▲すばやく荷物をピックアップしていた

▲通行人の間を足早にすり抜ける