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SkyDrive、「空飛ぶクルマ」有人試験機を海外初公開

2022年1月7日 (金)

▲「空飛ぶクルマ」の有人試験機「SD-03」(出所:SkyDrive)

ロジスティクス物流ドローン開発を手掛けるSkyDrive(スカイドライブ、東京都新宿区)はこのほど、米・ラスベガスで現地時間の7日まで開催されている世界最大のテクノロジー見本市「CES 2022」で、「空飛ぶクルマ」の有人試験機「SD-03」のフルスケール展示機を海外で初めて公開した。

「SD-03」は、2020年に日本で初めて公開有人飛行試験を成功させた「空飛ぶクルマ」試験機。最大離陸重量は400キロ、最高速度は時速50キロで、最大で5分から10分程度継続して飛行できる。同社の出展ブースには、「SD-03」をひと目見ようと多くの来場者が詰めかけ、「こんなに開発が進んでいたことを初めて知った」「自国でこれに乗れるのはいつ頃か」「デザインがかっこいい」などのコメントが寄せられた。

同社は、今回の展示会出展について「海外での反応を直接実感した」とコメント。今後も海外展開を見据えて海外におけるニーズの把握を進める。国内では、「SD-03」から取得したデータをもとに商用機「SD-05」の開発を進め、25年の大阪・関西万博に合わせて同年に大阪ベイエリアでサービスを開始する。

(出所:SkyDrive)