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アストモスなど、富山県でLPガス業務の提携検討へ

2022年1月18日 (火)

(イメージ)

産業・一般北日本物産(富山市)とサカヰ産業(同)、アストモスエネルギー(東京都千代田区)、ジャパンガスエナジー(東京都千代田区)の4社は17日、富山県におけるLPガスの充填・配送における業務提携について検討を開始したと発表した。

少子高齢化に伴うLPガス需要が減少するなかで、LPガス販売事業の基盤である充填・配送業務は、配送員の高齢化や配送効率の低下が課題になっている。4社は、LPガスの安定的かつ効率的な供給体制の確立を目指し、経営資源を統合し系列を超えた新たな供給体制の構築が不可欠と判断。業務提携の検討を開始することで合意した。

社員が安心して働ける雇用環境の整備、人材育成・教育機会の充実、安定的で高品質な配送機能を提供することに加えて、新たなデジタル技術の導入による配送効率化を進めることにより、CO2の削減による環境負荷軽減にも貢献していく考えだ。

今回の4社による業務提携の検討にあたっては、LPガスの充填・配送(シリンダー・バルク)業務について、LPガスの配送業務を主たる事業とする新会社の設立やLPガスの充填業務の集約、さらに新たなデジタル技術を活用した配送効率化や安定供給のための体制強化を検討する。

4社は「低炭素社会に寄与するLPガスの普及促進を図るため、物流のラストワンマイルを支える供給インフラ構築に向けて、地域社会から信頼される事業体を目指す」としている。