川崎汽船、脱炭素化戦略推進へフレームワーク改訂

環境・CSR川崎汽船は、2021年に策定した「トランジション・リンク・ファイナンス・フレームワーク」を改訂したと発表した。

気候変動対策に対する取り組みを強化するため21年11月に発表した「2050年GHG（温室効果ガス）排出ネットゼロへの挑戦～『”K”LINE 環境ビジョン 2050』2050年目標の改定について～」を踏まえ、脱炭素化へ向けたトランジション戦略をさらに推進する方針を明確に示したものだ。

（出所：川崎汽船）

このたびの改訂は、50年の目標の変更とともにトランジション・リンク・ファイナンス・フレームワークによる資金調達の対象として川崎汽船の連結子会社を追加するなどの改訂に対して、日本格付研究所（JCR）から第三者意見書を再取得した。

川崎汽船グループは、海運業を母体とする総合物流企業グループとして、国際社会の共通目標であるSDGsの達成に貢献すべく取り組んでおり、今回のフレームワーク改訂もこうした取り組みの一環だ。