
(出所:川崎汽船)
環境・CSR川崎汽船は4日、気候変動対策に対する取り組みを強化するため、2020年6月に改訂版を公表した環境に関わる長期指針「”K”LINE 環境ビジョン2050 ~青い海を明日へつなぐ~」の一部を見直し、新たな2050年目標として「GHG(温室効果ガス)排出ネットゼロ」への挑戦を盛り込んだと発表した。
世界の気候変動対策への強化は喫緊の課題となっており、各国政府や産業界において、「2050年GHG排出実質ゼロ」を目指す機運が一段と高まっている。川崎汽船グループも、従来より高い目標を設定することで、脱炭素化の実現に向けた取り組みを加速する企業姿勢をステークホルダーに広く示した形だ。
“K”LINE 環境ビジョン2050の改訂版で定めた、30年に向けてのアクションプランについては、これまで通り着実に進めていく。
川崎汽船グループは、海運業を母体とする総合物流企業グループとして、「人々の豊かな暮らしに貢献する」という企業理念のもと、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し、環境負荷の低減に引き続き取り組んでいく。