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▲フレキシタンク（出所：東海運）
ロジスティクス東海運は31日、世界シェアトップを誇るフレキシタンクメーカー、Qingdao BLT Packing Industrial（チンタオBLTパッキングインダストリアル）と日本での販売代理店契約を締結したと発表した。フレキシタンクを使用した液体輸送サービスに本格的に参入する。
フレキシタンクは、海上コンテナの中に入れて液体輸送する大型容器。一回使いきりタイプのため異物混入のリスクがなく、タンクコンテナの回送や使用後の洗浄も不要なため、輸送費の削減につなげられるのが特徴だ。流動する非危険物の液体をバラ荷で海上コンテナに詰めて輸送できることから、海外の海運業界で急速に普及。国内でも導入する企業が増えてきている。
東海運はこのたびの販売代理店契約の締結により、貨物を輸出する際にフレキシタンクによる液体輸送サービスを提供できるようになる。海外では非危険品の液体を輸送する際のフレキシタンクの使用は主流となっており、国内でも動植物油や化学品、ワインの輸送などで幅広く使用されるようになってきていることから、東海運は今後さらに導入先を広げたい考えだ。
東海運は、液体輸送に長く従事してきたスペシャリストを配置。万全の危機管理体制で液体輸送に対する要望に対応していく。窓口は東海運営業本部国際営業部（電話：03-6221-2226、Eメールアドレス：KokusaiEigyobu@azumaship.co.jp）。
