上組3Q、新倉庫稼働による取扱増などで増収増益

財務・人事上組が10日発表した2022年3月期第3四半期累計連結決算は、営業収益が前年同期比10.4％増の1959億400万円、営業利益が20％増の215億2400万円、経常利益が21.8％増の233億6100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が17.6％増の155億5600万円で増収増益だった。

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物流事業は、営業収益が前年同期比12.2％増の1740億円、営業利益は20.4％増の185億4400万円で増収増益だった。港湾運送屋倉庫、国内運送では、新倉庫の稼働開始に伴う保管貨物の増加やコンテナ、穀物、青果物、自動車、自動車関連部品の取り扱いが増加した。工場荷役請負は、工場の操業度上昇が業績を後押しした。国際運送についても、引き続き発電設備のプロジェクト貨物が堅調に推移した。その他の事業では、エネルギー関連貨物で取扱量が増えた。

22年3月期の通期業績予想は、21年11月12日公表の数値を据え置き、営業収益2500億円、営業利益265億円、経常利益280億円、親会社株主に帰属する当期純利益190億円とした。