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センコーGHD、物流事業で取扱量回復し増収増益に

2022年5月13日 (金)

財務・人事センコーグループホールディングス(GHD)が13日発表した2022年3月期連結決算は、営業収益が前期比8.9%増の6231億3900万円、営業利益が15.1%増の247億7100万円、経常利益が17.4%増の261億300万円、親会社株主に帰属する当期純利益が6.9%増の152億3300万円で、5期連続の増収増益となった。

物流事業は、営業収益が前期比11.7%増の4325億3800万円、セグメント利益が18.6%増の230億1300万円で増収増益だった。燃料価格の上昇影響があったものの、前期に新型コロナウイルス感染拡大で大きく減少した物量が回復するなかで、拡販やコスト改善、生産性向上に注力し収益を確保した。

商事・貿易事業は、営業収益が5.4%減の1530億4900万円、セグメント利益が4.3%減の29億500万円で減収減益だった。21年4月に家庭紙卸売のアズフィットを連結子会社化。拡販やコスト改善に努めたものの、燃料販売における仕入価格の上昇などが響いた。

2023年3月期の連結業績は、営業収益7000億円、営業利益267億円、経常利益270億円、親会社株主に帰属する当期純利益160億円で増収増益を予想している。