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ヒガシ21が山神運輸工業を子会社化、重量輸送強化

2022年2月21日 (月)

(イメージ)

M&Aヒガシトゥエンティワン(ヒガシ21)は18日、山神運輸工業(横浜市中区)の全株式を取得し子会社化すると発表した。株式の譲渡は2月24日で、連結業績への影響については「軽微」としている。

山神運輸工業は、鋼材や機械など重量物を中心に海上コンテナをはじめとする一般貨物輸送を展開。機械の据え付けやメンテナンスなどのエンジニアリングの事業も手がける。3PLを中心に総合物流サービスを展開するヒガシ21は、主要顧客である鋼材メーカー向けの物流と、山神運輸工業株の得意とする鋼材や機械など重量物輸送サービスとの相乗効果を創出するとともに、新たな輸送資源の獲得によるグループ全体の輸送力強化につなげる。さらに、山神運輸工業の海上コンテナやエンジニアリングにおける事業ノウハウを吸収することで、新たな分野での事業展開も検討する。

山神運輸工業は、1952年に設立。資本金は6000万円。2021年6月期の売上高は20億8500万円、当期純利益は5700万円を計上した。今回の子会社化により、ヒガシ21グループの輸送力や物流設計力、営業網を活用した効率的な事業運営の実現につなげる。