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プロロジス、羽田空港至近で物流施設開発に着手

2022年2月28日 (月)

拠点・施設物流不動産開発の米プロロジスは25日、都市型賃貸用物流施設「プロロジスアーバン東京大田1」の建築工事に着手したと発表した。

プロロジスアーバンは、東京やニューヨーク、ロンドンなど世界の大都市にける効率的な配送を訴求する物流施設ブランド。国内では2020年より展開している。

▲「プロロジスアーバン東京大田1」完成予想図(出所:プロロジス)

プロロジスアーバン東京大田1は、湾岸部からやや内陸に入った場所に開発。首都高速道路「羽田出入口」から10分圏内と高いアクセス性が最大の強みだ。東京国際(羽田)空港にも至近であるほか、首都高速道路など主要道路を経由した東京都心をはじめとする首都圏各地への移動もしやすく、まさに「物流適地」のプロジェクトとして注目を集めそうだ。

▲開発地(出所:プロロジス)

2000平方メートル規模の敷地に地上4階建てのコンパクトな施設として整備。オフィスビルと物流施設としての機能性を併せ持つ設計とすることで、長尺物の保管や医療機器・業務用印刷機など重量物のショールームを兼ねた配送拠点として、さらに音響・映像スタジオ、ダークストアなど、物流業務にこだわらない多様な活用方法に対応した施設とする。

倉庫内に水回りの将来設置が可能な仕様とすることで、セントラルキッチンやプロトタイプ開発拠点とデモルームの併設など既存のオフィスや物流施設・工場の垣根を超えた新たなビジネス拠点としての利用も意識した構成とする。最小で100坪(330平方メートル)からの利用が可能な設計とし、各階に事務所も併設する。2階から4階は倉庫にも空調を実装するなど、作業環境の確保にも配慮する。

プロロジスアーバン東京大田1の概要
所在地:東京都大田区北糀谷1-12
敷地面積:2013.15平方メートル
延床面積:5038.48平方メートル(予定)
構造:鉄骨造、地上4階建て
着工:2022年2月
竣工:2023年2月(予定)