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事業用トラック死亡事故5年連続減、21年は200件

2022年3月7日 (月)

(イメージ)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)が7日発表した、事業用トラックが第一当事者となった2021年の交通死亡事故の累計件数は200件で、20年の207件、19年の239件、18年の253件、17年の271件を下回りながら推移していることが明らかになった。

21年12月の交通死亡事故は、前年同月から12件減少し、28件だった。

車種ごとの内訳は、大型9件(9件減)、中型3件(3件減)、準中型3件(増減なし)、普通1件(増減なし)。

全ト協は減少傾向について「全国の交通事故件数の減少にともなうものではあるが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で配送件数が増えている業界であるなかで、事業所やドライバーの日ごろの安全意識や取り組みの成果の表れといえるのではないか。また、ASV(先進安全自動車)をはじめとするドライバーの安全運転を支援する技術の向上も一因」と説明している。