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MeeTruck、求荷求車マッチングサービス開始

2022年3月8日 (火)

サービス・商品日本通運とソフトバンクが共同出資するMeeTruck(ミートラック、東京都港区)は7日、トラックの求荷求車マッチングサービスを始めた。荷主企業の輸送ニーズと運送会社の空車情報を円滑に結び付ける仕組みで、居場所を問わずスマートフォンで操作できる手軽さが特徴。2023年2月末まで無料利用キャンペーンを展開して利用促進を図る。

▲貨物を探す画面イメージ(出所:MeeTruck)

▲空車を探す画面イメージ(出所:MeeTruck)

アプリのチャット機能を使い、運送依頼から依頼の承諾までを完結できるほか、交渉した履歴も残すことができる。自社の強みや得意とする領域などの情報を公開する機能も搭載。受発注する双方が、互いに相手の会社情報を事前に確認でき、取引成立に向けて効率的なコミュニケーションが図れる。

通常、料金は「空車・貨物検索」「チャット」などが月額6000円で、1件当たりの成約につき1000円。同サービスの初めての利用者は、配車や拘束時間の管理などができる業務支援サービス(月額1万5000円)も無料で使える。

(出所:MeeTruck)

新型コロナウイルスの影響で一時的に落ち込んだ荷量は、回復基調がみられる。ドライバー不足や働き方改革も背景に、荷主企業側のトラック探しは恒常化している。一方で、国土交通省の調査によると、空車回送率は30%に達するといい、物流業界では効率的に荷主と車両をマッチングさせるサービスのニーズが高まっている。