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苫小牧埠頭、シンガポールへ低コスト低温小口輸送

2022年3月11日 (金)

ロジスティクス苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は10日、北海道産の農水産品や加工品の輸出促進を目的に、2022年度にシンガポール向けの冷凍冷蔵の小口混載輸送事業を実施すると発表した。19年度から4年目となる継続事業で、低コストな冷凍冷蔵小口輸送を実現する。

期間は23年3月までで、毎月1回実施する。海上コンテナ1本に満たない小・中ロットの貨物や航空便ではコスト高になって地元食品について、20年に完成した温度管理型冷凍冷蔵倉庫「北海道クールロジスティクスプレイス」を拠点とし、安定したコールドチェーンによる北海道の「食」の海外への販路拡大を支援する。

事業は苫小牧港利用促進会議による支援を活用して実施する。同社は「潜在的なシンガポール側の“買いたい”ニーズを探し出し、新たな商流づくりの可能性も模索する」としている。

▲物流・商流フロー(出所:苫小牧埠頭)