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米ユナイテッドが22年夏期に増便へ、貨物輸送増強

2022年3月14日 (月)

(出所:ユナイテッド航空)

サービス・商品米ユナイテッド航空は11日、3月27日以降の2022年日本路線夏期フライトスケジュールを発表した。国内と米国本土を結ぶ貨物輸送の旺盛な需要に対応するため、スケジュールを増強する。

太平洋路線については、成田国際空港発着の4路線(サンフランシスコ、ニューアーク/ニューヨーク、ロサンゼルス、ヒューストン)と東京国際(羽田)空港・シカゴ路線を継続運航するとともに、成田・ヒューストン路線を週3便から週4便へと増便する。

これにより3月27日以降の日本発合計路線数と便数は、6路線で週39便体制となる。現行で運休中の路線については、現在の需要環境を考慮して引き続き運航しない計画だ。

国内や米国の航空会社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞が顕在化した2020年春以降、相次いで路線運航を縮小。しかし、その後の企業活動が回復に転じたことに加えて、海上コンテナ輸送の混乱による航空への輸送シフトもあり、日米間の航空輸送量は増加傾向にある。今回のユナイテッド航空による増便も、こうした対応の一環だ。