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NLJの高効率輸送事業、新たに4社がパートナーに

2022年3月18日 (金)

環境・CSR日野グループのNext Logistics Japan(NLJ、東京都新宿区)は17日、業界を横断した高効率輸送スキーム構築への取り組みで、キユーソー流通システム▽渋沢倉庫▽住友ゴム工業▽摂津倉庫(大阪府大東市)ーーの4社と出資・パートナー契約を締結したと発表した。この取り組みにおけるパートナーはこれまでと合わせて19社となる。

(出所:NLJ)

NLJの取り組みは2019年2月に開始。昨今の少子高齢化やドライバーの時間外労働規制が適用される「物流の2024年問題」を見据えて、さまざまな業界を代表する企業の専門的な知見・技術を活用し、「ドライバー不足によりモノが運べなくなる社会課題の解決」を主旨とする高効率輸送スキームの構築を進めてきた。

輸送スキームはCASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric=コネクテッドカー、自動運転、カーシェアリング、電気自動車の先進4事業)技術を活用する。多彩な荷姿の混載による高効率輸送、自動運転による省人化を実現。運用車両を少なくするとともに、環境性能に秀でた車両を採用することで環境負荷を低減する。

NLJは事業開始からの2年で運送人員を43%削減、CO2排出量を30%削減することに成功。今後もパートナー19社が持つ知見やノウハウを融合し、運送人員を従来の6分の1に、CO2排出量をゼロにする目標を掲げる。

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