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神戸港で環境負荷の少ない輸送モード転換を支援

2022年4月1日 (金)

(イメージ)

公募・入札阪神国際港湾(神戸市中央区)は3月31日、神戸港における「環境負荷の少ない輸送形態への転換に向けたトライアル支援事業」の対象事業者を募集すると発表した。

神戸港を利用する貨物について、温室効果ガス排出削減による持続可能な物流体系の構築を図る狙い。外貿・内貿貨物の国内輸送について、貨物自動車による陸上輸送や航空機による航空輸送から鉄道輸送や船舶による海上輸送への転換により、二酸化炭素排出削減を図る。

2022年度に初めて申請する事業者に対しては、対象経費の3分の1を支援。1事業者・1共同申請団体あたり上限300万円とする。ただしコンテナの外貿輸送にかかる案件については、対象経費の半額、1事業者・1共同申請団体あたり上限500万円を支援する。

21年度から継続実施する事業者は、対象経費の4分の1を支援。1事業者・1共同申請団体あたり上限300万円とする。

対象事業者は、フォワーダー▽陸運事業者▽通関業者▽内航船社▽フェリー船社▽はしけ運送−−、などの物流事業者。単独申請のほか、物流事業者と荷主の共同申請も受け付ける。荷主の単独申請は受け付けない。支援対象期間はことし4月1日から23年2月28日まで。貨物が神戸港へ搬出入された期間をベースとする。