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日本通運、3月鉄道コンテナ輸送は8か月連続減少

2022年4月13日 (水)

(イメージ)

調査・データ日本通運(東京都千代田区)が11日発表した鉄道コンテナの取扱実績によると、3月は13万7041個で前年比10.4%減となり、8か月連続で減少した。2022年1月から3月の累計は34万7213個で9.7%減少した。

3月は全地区で前年実績を割り込んだ。特に九州と中部地区でそれぞれ15.5%減、15.3%減と大きく落ち込んだ。九州地区では機器関連と返送・回送パレット、中部地区では機器関連の輸送が低調だった。雪害や福島県沖地震による一部運休も影響した。

日通は、鉄道の主要輸送品目である自動車製品が世界的な半導体不足のあおりを受け落ち込んだほか、北海道の干ばつによる農産物被害が慢性的な在庫不足を招いたことにより、8か月連続での前年割れと厳しい状況が続いている。