アトムエンジの@wmsがIT補助金対象に

（出所：アトムエンジニアリング）

行政・団体アトムエンジニアリング（栃木県宇都宮市）は14日、経済産業省からIT導入支援事業者として採択を受けたと発表した。これにより、同社が開発する在庫管理システム「@wms」とレンタル品管理システム「レンタルプラス」が補助金の適用ソフトウェアとして認定される。

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、国が業務効率化・売上アップをサポートするもので、ソフトウェア導入費用の2分の1から4分の3が補助される。

補助対象は「IT導入補助金2022」の対象ツールである@wmsとレンタルプラスの導入検討事業者で、すでに導入している顧客や交付申請前に契約・導入した企業は対象外。@wmsとレンタルプラスは通常枠A類型として申請できる。

申請は3月31日から受付が開始されており、一次締切は5月16日17時、交付決定日は6月16日17時となっている。

@wmsはハンディーターミナルやスマートフォンなどを活用して物流現場で起こりがちな誤出荷の防止や、帳簿上の理論在庫ではなく実際に現場にある実在庫を正確に管理することで基幹システムなどの理論在庫との差異を防ぐ在庫管理システムで、倉庫やバックヤードの現場で商品の入荷や出荷・在庫管理を行うクラウドで利用できる。