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豊田通商系、南アの車両・倉庫販売企業を買収

2022年4月18日 (月)

(イメージ)

M&A豊田通商は15日、グループのCFAO南アフリカがenX Group(イーエヌエックスグループ)から南アフリカ共和国で産業車両や倉庫設備の販売を手がけるEIE Group(イーアイイーグループ)を買収したと発表した。EIE Groupは、買収に合わせて4月1日付でCFAO Equipment South Africa(CFAOイクイップメント・サウス・アフリカ)に商号を変更した。

CFAO南アフリカは、自動車バリューチェーンにおける統合モビリティ・ソリューションのリーディング・プロバイダー。新車や中古車、トラックの販売から自動車業界向けのサプライチェーンや物流管理、部品組立まで、自動車バリューチェーン全体で様々な統合モビリティ・ソリューションを提供することにより、南アフリカを中心とするアフリカ全体の自動車産業を支援している。

CFAO南アフリカは、売上高が340億ランド(2900億円)を超えるほか、160以上の拠点に6000人以上の従業員を抱えており、南アフリカのモビリティ市場において重要な役割を担う。CFAO Equipment South Africaは、アフリカ全土の34か国に広がるCFAO Equipmentのネットワークの一部であり、この買収は、CFAO南アフリカに新たな柱を加えることになる。

CFAO南アフリカCEO(最高経営責任者)のVelleman氏は「このような定評ある産業機器販売のネットワークと専門知識を、当社に取り入れることができ誇りに思う。CFAO南アフリカは、顧客のオペレーションに価値を提供することを最優先に考える1200人以上の高度な技能を持ったメンバーを迎えられることをうれしく思う。今回の買収により、産業車両と倉庫ビジネス業界へ世界水準の製品とサービスの提供を継続する」とコメントしている。