調査・データ商船三井は20日、新たな技術スローガン「One mile ahead」を発表した。本業の海運に限らずグループの幅広い事業を引っ張るための、技術面の「旗印」とする考えだ。
新スローガンには「荒天時の航海のように荒波に揉まれようとも目標地点を目指しながら“1マイル”ずつ着実に前進していく」という意味を込めたという。また、「業界のリーディングカンパニーとして常に“1マイル”先の技術を目指していく」という意志も示しているという。
同社は海運事業を核としながら、海洋関連の幅広い分野に事業領域を広げてきている。特に地球環境への貢献やデジタル技術の活用をグループの各事業に加味している。グループ会社や協力会社とともに技術開発を進めるためにも、それに相応しいスローガンを検討していた。
同社は「新たな技術スローガンのもと、船舶に限らず広く『海』の技術革新を先導する存在となるべく、力を入れて取り組んで参ります」とコメントしている。