日本GLP、名古屋守山のマルチ施設で現地内覧会

イベント日本GLP（東京都港区）は、マルチテナント型物流施設「GLP名古屋守山」（名古屋市守山区）の現地内覧会を5月19日から2日間開催する。GLP名古屋守山は4月中に完成し、5月から入居が可能だ。機能面や環境面の強みを訴求することで、入居企業の獲得につなげる。

（出所：日本GLP）

GLP名古屋守山は地上4階建て、延床面積4万3746平方メートルの大型施設。耐震構造を施したのに加えて、標高30メートルから40メートルに位置しており、水害などの被災リスクが小さいのが特徴だ。大規模災害を想定した名古屋市のハザードマップによると、施設周辺の液状化・水害リスクは小さいとされている。

▲GLP名古屋守山の所在地と各IC・JCTまでの所要時間（クリックで拡大、出所：日本GLP）

2018年に開業した東名高速道路・守山スマートインターチェンジ（IC）から2.4キロに位置し、関東・関西の輸配送網をつなぐことはもとより、広域配送拠点として期待される。名古屋市内陸部に立地し、東海環状自動車道へのアクセス性も高いことから、名古屋市内だけでなく中京圏各地への集配拠点としても機能する。

名古屋市守山区では新興住宅地の開発も進んでおり、人口や世帯数はここ10年で増加傾向にあり、施設の5キロ圏内には16万人を超える労働人口が存在するとしている。通勤の利便性も高く、労働力確保の点でも安定性を望める。

環境性能への配慮にも注力する。施設の屋根に設置した太陽光パネルで発電した電力は、テナント企業の使用電力に還元する。雨天時は電力会社からカーボンフリー電力を購入してテナント企業に提供することで、全電力をカーボンフリーで賄うことができる。

■内覧会概要
日程：2022年5月19日（木）、20日（金）
時間：10時、13時、15時（所要1時間30分）
申し込みフォームに会社名、氏名、メールアドレス、電話番号、希望日時（第3希望まで）、参加人数、交通手段（車、タクシー）などを記載
https://www.glp.com/jp/contact/202111nagoyamoriyama_2nd/