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SBSロジコム、LT採用で物流センター業務を効率化

2022年4月28日 (木)

▲レジ検品システム(出所:SBSロジコム)

拠点・施設SBSロジコム(東京都新宿区)は4月28日、3PLの主要拠点である印西物流センター(千葉県印西市)で、物流に関連する作業をデジタル技術によって効率化する、いわゆるLogistics Technology(ロジスティクス・テクノロジー、LT)4種類を導入したと発表した。

2016年3月に稼働した印西物流センターでは、20社から3PL業務を受託している。幅広いニーズに対応できるよう、物流機器メーカーと協力しながら、LTを積極的に活用しながら現場最適化を実現するカスタマイズを追求した。

検品システムは、従来のハンディー型からレジ型に移行。検品動作がシンプルになったことで、生産性が20%向上した。出荷検品や梱包作業を常時動画保存するシステムは、梱包作業時のトラブル対策や作業者教育などにも活用することで、作業の平準化や作業員の習熟期間短縮に寄与している。

▲梱包台映像連動システム(出所:SBSロジコム)

WMS(倉庫管理システム)のデータをウェブ上で確認できるシステムも採用。荷主企業がリアルタイムで商品在庫数や入出庫状況の確認をできるようになり、販売の機会損失の防止にも役立っている。販促品発注管理システムは、受発注データとWMSを自動連携することで、上流から下流まで在庫や発注状況を確認できるようにし、販促品の管理を簡易化した。