佐川急便、EC対応で横浜緑営業所を拡大・移転

拠点・施設佐川急便（京都市南区）は4月28日、横浜緑営業所を横浜市緑区から同瀬谷区に移転したと発表した。増加を続けるEC需要に対応するため。5月1日から営業を開始している。

移転先は同グループのSGリアルティ（京都市南区）が開発した1万260平方メートルの都市型配送センター。EC需要への対応策として、個人宅向けの荷物専用の仕分けスペースを配備し、高品質な配送サービスの提供につなげる。施設規模の拡大や車両の導線整備により、業務効率化を実現した。

同配送センターは、周辺環境との調和、地域の景観維持や建物の反射光に配慮して設計開発された。エントランスには佐川林業（京都市南区）が保有する国産杉材を利用し、脱炭素社会の実現に取り組むグループ姿勢を強調した。

■佐川急便「横浜緑営業所」の概要
所在地：横浜市瀬谷区目黒町35-1
集配区域：神奈川県横浜市（青葉区・緑区・都筑区一部地域）
従業員数：273人
車両台数：253台（軽車両含む）