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サカイ引越、顧客406人分見積もり書類を自宅廃棄

2022年5月9日 (月)

ロジスティクスサカイ引越センターは7日、顧客406人分の見積もり書類について、同社社員が社内規定に反して一般廃棄物として処理していたと発表した。

(イメージ)

シュレッダーで細断処理すべき書類を、社員が自宅に持ち帰って一般収集ごみとして廃棄していたことが判明。見積もり書類には顧客の氏名や住所、連絡先などの個人情報が記載されているが、現時点で記載情報が流出した事実は確認していないという。

サカイ引越センターによると、社員は同社で引越業務を受託した顧客406人分の見積もり書類を自宅アパートに持ち帰り、ごみ袋に入れた状態で廃棄スペースに置いた。ことし4月下旬の外部からの情報を受けて会社が調査して判明した。

見積もり書類には、顧客の氏名と電話番号、メールアドレスのほか、移転前後の住所が記されていた。サカイ引越センターは社員が投棄した書類を回収するとともに、個人情報の記載された書類の処理について、社内規定であるシュレッダーでの廃棄を徹底するよう、全従業員に改めて周知した。

サカイ引越センターは「このたびの事態を厳粛に受け止め、全従業員に対してより一層の個人情報の管理強化・徹底に努め、再発防止を図っていく」とコメントしている。