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三菱ふそう、商用車ブランド「FUSO」が誕生90周年

2022年5月9日 (月)

▲「ふそう」と名付けられたB46型乗合自動車の第1号車(出所:三菱ふそうトラック・バス)

荷主三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は9日、自社の商用車ブランド「FUSO」が5月に誕生90周年を迎えたと発表した。

FUSOブランドを初めて採用したのは1932年。三菱重工業の前身である三菱造船神戸造船所が製造したバス「B46型乗合自動車」に使用した。当時の鉄道省への納車を記念し、社内公募で決まった愛称から「ふそう」と名付けた。昭和の高度経済成長時にはふそうブランドのトラックやバスを小型から大型まで幅広いラインアップを揃えて、高まる需要に対応して経済発展を支えた。

三菱ふそうは2021年、90周年を前にブランドスローガンを刷新。「Future Together」(フューチャー・トゥギャザー)を掲げ、低燃費や静音、脱炭素化など、転換期を迎えている自動車業界において、「商用車の変革をリードし、安全かつサステナブルな輸送ビジネスという未来を目指していく」メッセージを込めている。

▲FUSOブランドのラインアップ