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ダイムラー・インディア10周年、FUSO車を輸出

2022年6月14日 (火)

▲DICVの工場(出所:三菱ふそうトラック・バス)

国際三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は13日、同じ独ダイムラートラックグループのインド企業「ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ」(DICV、本社・チェンナイ)が創業から10周年を迎えたと発表した。DICVは、三菱ふそうの「FUSO」(ふそう)ブランドの車両を生産、輸出している。

DICVは2012年に創業。FUSOブランドやインドの現地ブランド「バーラト・ベンツ」のトラックを3万5000台生産し、国内販売や輸出を進めてきた。インド東海岸のチェンナイ市の本社と生産工場は、現在4000人以上の従業員を擁し、過去10年間で急速に生産能力を強化してきた。三菱ふそうとは、製品開発や研究、生産、輸出事業などの幅広い分野で協力している。

FUSO車両をサウジアラビアをはじめ、南米から中東まで世界各地に輸出。南アフリカやケニアなどの組み立て工場向けにノックダウン部品も輸出している。これまでDICVから海外へ出荷された車両は5万台を超え、そのうちFUSO車両が3万5千台を占める。2021年には、世界中で新型コロナウイルスの流行が続くなか、DICVの輸出台数は前年比25%増加した。

▲5万台目の輸出向け車両となったFUSOトラック