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軽2社、軽トラ市を共同でPR/トラックショー

2022年5月12日 (木)

話題軽トラックメーカーのスズキとダイハツ工業は、「ジャパントラックショー2022」で農産物の「軽トラ市」をPRする共同ブースを設けた。日頃しのぎを削っているライバル同士が手を携えて、全国に広がるこの移動式店舗をもっと盛り上げよう、という意外な企画が来場者に受けていた。

▲スズキとダイハツ工業が共同出展した軽トラ市のブース

スズキは「スーパーキャリイ」の平ボディ車を、ダイハツはキャリアケースを積んだ「ハイジェット・トラック」を持ち込み、それぞれカラフルな果物や野菜(イミテーション)をたくさん並べ、幟旗などで飾り付けていた。

軽トラ市は、軽トラックの荷台を店舗に見立てて、運んできた地場産の新鮮野菜などを対面販売する朝市のこと。消費者が生産者と顔を合わせて会話を楽しみながら買い物ができるのが魅力だ。地域の商工会や商店街などが中心となって行っており、中には100台以上で大規模に開く例もある。

小規模ながら物流と流通が直結した取り組みとしてユニークで、軽トラメーカーにも大事な需要になっている。