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国交省など、阪神港の農産品輸出促進計画を認定

2022年5月20日 (金)

(イメージ)

行政・団体国土交通省は19日、大阪港湾局より申請のあった「農林水産物・食品輸出促進計画」を認定したと発表した。認定書の授与式を5月24日に行う。

国交省は農林水産省と連携して、農林水産物・食品の輸出産地による海外への直航サービスを活用した輸出促進を目的とした「産直港湾」(特定農林水産物・食品輸出促進港湾)を支援する取り組みを進めている。

このたび大阪港湾局が申請した「農林水産物・食品輸出促進計画」は、堺泉北港の堺青果センターに大阪市中央卸売市場・大阪府中央卸売市場などを通じて全国の産地から多種多様な品目の農産物を集め、仕向地や品目などに応じて外貿コンテナの輸出拠点である阪神港(大阪港・神戸港)などを通じて農産物を輸出する。

今後、この輸送ルートのさらなる強化に向けて、堺青果センターにおけるコンテナ積み込み時のコールドチェーン確保のため、温度・衛生管理が可能な荷さばき施設の整備などを通じて輸出品の品質向上を図る。

同時に、輸出の川上から川下までの関係者で構成する協議会を設置し、輸出に関する問題点への対応を検討・実施することにより、アジア諸国を中心とした高品質な農産物の需要に対応できるよう、堺泉北港を核に阪神港などを通じた農産物の輸出拡大を推進する。

国交省などは今回の認定を契機として、堺青果センターにおけるコンテナ積み込み時のコールドチェーン確保に必要な温度・衛生管理の可能な荷さばき施設整備の支援を進めていく。