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世界の倉庫自動化5兆円市場に、印調査会社が予想

2022年5月23日 (月)

調査・データロボットや高度なマテハン機器、倉庫管理システムなど、様々な「倉庫自動化」に関連する市場の規模が、2027年までに世界で410億ドル(5兆2000億円)に達する――。そんな見通しを、物流やサプライチェーンに詳しい市場調査会社「Logistics(ロジスティクス)IQ」(インド)が示した。

(イメージ)

同社が5月9日に、世界同時出版した電子書籍「倉庫自動化(ロジスティクスオートメーション)市場」の中で、こうした見通しを示した。

世界の倉庫自動化市場はことし、過去最高の受注高となる見込みで、さらに27年にかけて平均15%の勢いで成長を続け、27年までに410億ドルの大台に乗ると予想されるという。

成長の背景には、EC(電子商取引)業界の成長、流通のマルチチャネル化、食料品の即時配達の普及、サプライチェーンネットワークのグローバル化、自律移動型ロボットの出現などがある。物流分野の労働問題は日本だけでなくグローバルで深刻化し、倉庫の自動化につながっている。

本書(英語版)では最新の調査に基づき、世界の倉庫自動化市場について詳細な分析を行っている。550ページあり、134の企業プロファイル、100以上の詳細なインタビューを通じて検証している。

複数の購読料金が設定されており、単独で読む場合のシングルユーザーライセンスが6000ドル(76万2000円)、複数人で読むライセンスは7500ドルから8500ドル(95万2500円から107万9500円)。取り扱いは、正規販売代理店のデータリソース(東京都港区)。

■Logistics IQの倉庫自動化についての見通し(日本語概説、出所:データリソース)
https://www.dri.co.jp/auto/report/logis/warehouse-automation.html