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倉庫自動化市場、32年に3倍超の687億ドル規模に

2024年10月25日 (金)

国際米市場調査会社Panorama Data Insights(パノラマデータインサイト)は24日、世界の倉庫自動化市場は2023年から32年までの間に3倍以上に拡大し、32年には687億ドルの規模に達するとの予測を公表した。

予測によると、ロボットや人工知能(AI)の技術などを使った倉庫自動化の市場は22年に195億ドルの規模となった。今後32年まで年平均15%の堅調な成長を続け、市場を拡大していく。

同社は3PL市場の成長要因として、電子商取引(EC)の急増や労働コストの増加と不足を挙げ、ロボティクスやAI、機械学習、IoTのなどの技術革新が市場の拡大を後押ししているとしている。

地域別にみると、北米では安定したEC市場と高い労働コストを抑制するためのニーズが今後も成長をけん引。欧州でも、北米と同様、高い労働コストの解決策としてのニーズが高いうえ、デジタル変革に対する政府の強力なサポートが成長を促進する。アジア・太平洋では急速な産業化や、中国とインドでのEC市場の急成長、先進技術の採用の増加が成長の要因となる。

同社では、「倉庫自動化市場の未来は明るく、統合の複雑さやサイバーセキュリティなどの課題を克服することで、市場は期待通りの成長を達成する」などとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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