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DXで飲食業の利益体質を強化、スパイスコード

2022年5月27日 (金)

フードDX(デジタルトランスフォーメーション)で飲食業の経営を支援するスパイスコード(東京都中央区)は26日、利益体質の強化のための業態改善プログラムの提供を始めると発表した。同社のプラットフォーム「ロカルメ・オーダー」の新機能として提供するもので、原材料の組み替えやレシピの改良でコスト削減を進めるプログラムだという。

(イメージ)

同社の飲食業支援は、DXによって川上から川下までサプライチェーン全体の価格を見える化し、最適化することに力点を置いている。食糧生産や供給ネットワークの無駄を省き、収益性を高める。特に飲食業の業態開発の段階にある企業を支援しており、短期間での業態開発を売り物にしている。

ロカルメ・オーダーはことし4月に始めたサービスで、「超速業態開発プラットフォーム」と銘打ち、新しく飲食業態を立ち上げるFC本部やオーナーを対象に、立ち上げに必要なシステムと商物流を一括かつ短期間で提供している。原材料の受発注をはじめ調達、倉庫や物流の手配、請求・支払いに関するシステムを一括提供する。

そのサービスに追加した今回のプログラムは、原価低減レシピの作成、食品工場の選定、製造を一括サポートするもの。レシピは同社が原材料の仕入れから品質を考慮して作成する。店で販売するプライベートブランド商品でも店内調理でも、どちらにも対応可能。こうしたサポートにより、本来ならば飲食店側にかかる膨大な作業や調整時間を大幅に削減でき、収益回復につながるとしている。

■ロカルメ・オーダーの詳細
https://order.localmet.com/

(出所:スパイスコード)