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関通がスパイスコードと提携、食品流通を最適化

2023年4月14日 (金)

サービス・商品関通は14日、食品取扱業者向けのプラットフォーム「ロカルメ・オーダー」を運営するスパイスコード(東京都中央区)と資本業務提携を締結したと発表した。

ロカルメ・オーダーは、食品のサンプルをもとに、食品取扱業者が行う仕込みや食品加工の外注、物流を含めたEC(電子商取引)体制の構築などを支援するプラットフォーム。関通はロカルメ・オーダーに自社WMS(倉庫管理システム)の「クラウドトーマス」を連携させ、受注処理業務を完全自動化する次世代型汎用OMS(注文管理システム)の開発を推進する。具体的には商品の製造、受注、販売、物流に関わるtoC、toB向け両方の受注処理業務を自動化させることにより、サプライチェーン全体を最適化する仕組みだ。

▲ロカルメ・オーダーを基盤とした次世代型汎用OMS開発のイメージ(クリックで拡大、出所:関通)

これにより、サプライチェーン上にある企業の販売機会の創出や在庫連携につなげる。受注データは物流現場にリアルタイムで支給されることから、現場の波動対応の強化を促し、出荷量の増加に寄与するとしている。スパイスコードが持つAPI連携やAI(人工知能)・ML(機械学習)の知見をもとに、ECモールや販売サイトとの自動連携まで拡充することも可能となる。

▲ロカルメ・オーダーとクラウドトーマスの連携イメージ

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LOGISTICS TODAY編集部
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