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オープンロジ、東急ハンズ新規事業を物流面で支援

2022年5月31日 (火)

ECオープンロジは5月31日、東急ハンズ(東京都新宿区)の新規事業の物流支援ビジネスを開始すると発表した。東急ハンズが2021年に展開を始めたイタリアンレザーブランドの「DANTESCA」(ダンテスカ)とオンラインコミュニティー「探究!HANDS(ハンズ)」の事業成長とDX(デジタル・トランスフォーメーション)化を物流面からサポートすることで、ビジネスの拡大につなげる。

▲DANTESCAのブランドイメージ(出所:オープンロジ)

東急ハンズは自社の「東急ハンズネット」以外のEC(電子商取引)プラットフォームを活用し、新たな事業への参入を強めている。こうした取り組みの一環として21年4月、新規顧客の獲得を目指して従来のPB(プライベートブランド)商品とは一線を画した高価格帯イタリアンレザーブランドのダンテスカのサイトをShopify(ショッピファイ)で開設した。

東急ハンズは事業推進に不可欠な物流業務について、EC物販領域に強みを持つオープンロジを物流パートナーとして選定することで、新規投資をすることなくショッピファイで構築したECサイトと連携可能なシステムを利用して、受注から発送業務までの自動化を実現。社内の人的リソースをSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の発信や広告出稿など認知力拡大に充てる体制の構築につなげる。

21年10月には、新しい試みである探究!ハンズについても、オープンロジが物流パートナーとして支援。オンラインコミュニティーの参加者がもっと深く趣味や特技を楽しめるよう、東急ハンズの厳選したアイテムのセットをオープンロジが届けている。

オープンロジは、新規ビジネスを物流面でサポートするとともに、物流DX化の推進にも貢献することで、新たな事業機会の獲得につなげていく。