東急ハンズ、「逸品」の売り手直送サイトを開設

EC東急ハンズ（東京都渋谷区）は2日、東急ハンズネットストア上で、購入した商品を参加事業者が顧客へ直送するネット通販サイト「HANDS IPPIN MARKET」（ハンズイッピンマーケット）を開設した。

新通販サイトは、単にネット通販のプラットフォームを提供するものでなく、東急ハンズの既存店で取り扱っていない、流通量の少ない商品やユーザーの興味を引くユニークな商品を中心に東急ハンズの視点で選定し、参加事業者が持つブランドや商品の情報を東急ハンズが顧客視点で編集・作成、発信することで、「共に顧客への届け方を考え、共に市場を創り上げる」ことをコンセプトとしている。

従来のネットストアのように、購買メインのサイトではなく「つくり手の想いや物語」も伝えるコンテンツメディアのひとつとして探求し、今後は、コラボ商品開発や共同PRの展開、マーケティング考察などを参加事業者と共同で行い、事業規模の拡大を目指す。

また、新サイトで販売している商品を実店舗で平行販売したり、イベント展開を実施したりすることにより、顧客との接点をネットストア起点で、実店舗でも購入してもらえるよう、「ネットとリアルの融合」を進める。

■「HANDS IPPIN MARKET」（ハンズイッピンマーケット）の概要
URL：https://hands.net/ippin/
運営開始日：2014年6月2日
登録商品数：200商品（今後段階的に展開商品数は増加）
発送方法：参加事業者毎に指定の配送方法で出荷