サービス・商品物流向けITシステム開発のHacobu(ハコブ、東京都港区)は1日、配車管理サービス「MOVO Dispatch」(ムーボ・ディスパッチ)に、配送地点ごとに車両の積載率の変化を把握できる、積載率可視化機能を追加したと発表した。国内で物流課題となっている積載効率の低下に歯止めをかけるサービスとして期待が集まりそうだ。
MOVO Dispatchは、あらかじめ登録した車両やドライバーを輸配送案件に割り当て、オンライン上で配送計画を作成・共有ができるツール。計画は柔軟に組み替えることができ、移動時間も地点情報から自動で算出される。
今回追加された新機能は、配送地点を経るごとに変化する車両の積載率を可視化する。従来の計画組み替え機能と合わせ、積載率を考慮した計画作成が可能となる。Hacobuは「モノが運べなくなる事態を回避すべく、引き続き輸配送の最適化に取り組んでいく」とコメントしている。