物流系パート・アルバイト時給、東日本でさらに上昇

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調査・データアイデム（東京都新宿区）が6日発表した5月のパート・アルバイト募集時平均時給によると、職種分類別で見た製造関連・ドライバー業の平均時給は、東日本エリア（東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、静岡）で前月比8円上昇の1117円、関東1都3県（東京、神奈川、埼玉、千葉）で同12円上昇の1128円といずれも上昇した。西日本エリア（大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀、福岡）は1円低下の1036円、関西3府県（大阪、兵庫、京都）は変わらず1060円。

EC（電子商取引）の普及で取り扱う荷物が増えたことに比例し、物流関連職の賃金は上昇傾向にあるが、東日本では特に顕著だった。関東4都県における職種別の平均時給を製造関連・ドライバー職の中でさらに区分けしてみてみると、倉庫作業1170円（前月比12円上昇）、配送・配達・ドライバー1139円（同12円上昇）、梱包1044円（10円上昇）、検品1063円（6円上昇）――といずれも上昇した。

同地域における前年同月との比較では、倉庫作業36円増、配送・配達・ドライバー32円増、梱包53円増、検品12円増。