パート・アルバイト時給、庫内作業で高い上昇率

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調査・データアイデム（東京都新宿区）が11日発表した4月のパート・アルバイト募集時平均時給によると、製造関連・ドライバー業の募集時平均時給は、東日本エリア（東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、静岡）で前月比8円上昇し1109円、関東1都3県（東京、神奈川、埼玉、千葉）で同13円上昇し1116円、西日本エリア（大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀、福岡）で10円上昇し1037円、関西3府県（大阪、兵庫、京都）で7円上昇し1060円と、いずれも前月から上昇していることがわかった。

前年同月比では東日本エリアで56円上昇、関東1都3県で37円上昇、西日本エリアで30円上昇、関西3府県も30円上昇。EC（電子商取引）などの普及で宅配需要が高まったことにより、従業員確保の観点から時給を引き上げる企業が相次いでいる。

製造関連・ドライバー職の中でさらに区分けした物流関連の職種で見ると、梱包、倉庫作業、検品などの庫内作業はいずれの地域でも上昇率の高さが目立った。東日本エリアでは、梱包が51円増の1019円、倉庫作業が36円増の1133円、検品が3円増の1057円。西日本エリアでは、梱包が17円増の983円、倉庫作業が46円増の1074円、検品は22円増の991円。